《グランバットマン》
・グランバットマンにおいて最も重要なのは高さではなく速さである。
また、一番多いミスは上げた足が内足になることである。
この原因の一つに、まだ内側の筋肉が発達していないのに高く足を
上げようとして内足になる場合がある。
なので、まず足の高さよりも速さ・開きを優先させることを教える。
・足を高く上げるには床を使ってタンデュを通すことがポイントである。
・ジャンプ同様に下ろす足ではなく、上げる足にアクセントをつける。
・後ろにバットマンをするときに、上体を倒して足を上げる生徒が多いが
背筋も脇の力も使えず何の効果も無い。
最初は足は低くて良いので、上体を引き上げてバットマンを行なう。
また、生徒は教師の雰囲気を見ているので手本を見せられない場合は
無理に足を上げるのではなく、引き上がった上体だけを見せたり、
しっかりタンデュを通して足を上げる。等の部分的な動きを見せる方が
生徒にとって効果的である。
・バットマンとは投げるという意味なので、足を持ち上げるのではなく、
放り投げると伝えたほうが分かりやすい。
《ポアント》
・ポアントを履き始める年齢はある程度骨が出来上がった9〜10才が
望ましいが、年齢に達したからといって全員に履かせるの良くない。
ポアントを履くための絶対条件としては、完全に膝が伸びていて、
高いルルヴェが出来ていることが重要なポイントである。
・履き始めの頃は週に1〜2回のレッスンで良い。
難しいアンシェヌマンは組まず、ポアントに慣らせる事が目的です。
また、トウパッド等の足を保護するものは着けずにレッスンする方が
足は強くなるので望ましいが、装着するのであればアウチパッド等の
薄いものをすすめる。
・最初はフラット→ルルヴェ→ポアントのエクササイズを繰り返し行なう。
この時に、絶対に膝が割れないよう注意する。
特に日本人はO脚が多いので、膝を曲げてポアントに立とうとするが、
膝を伸ばして高いルルヴェのみを行なう方が効果的である。
両膝をタオルで縛り、膝が曲がらないようルルヴェさせるトレーニングも
効果的です。
・ポアントに慣れた高学年になれば、3/4シャンクのシューズに変えても良い。
・ポアントに立った時の体重は親指・人差し指・中指の3本だけである。
薬指・小指に体重をかけるとカマ足に見えるので注意する。
・ポアントを履いた時は、履いていない時に比べプリエの深さが浅くなるので、
より深くプリエを行なうことが大事である。
でも、プリエを行なった際に、自分のかかとより膝が前に出るのは
靭帯の怪我の原因となるので絶対にさせてはならない。
・5番ポジションでポアントに立った時に前の足を開こうと意識しすぎて、
後ろの足がカマ足になりやすいので、お尻の下の筋肉を使って開く。
☆日本人の多くはポアントで立った時の履き心地でシューズを選ぶが、
ヨーロッパ人は立った時の見え方でシューズを選ぶ。
美意識の違いではあるが、バレリーナはポアントで立って踊る職業なので
フラットの時にシューズがきつくても、立った時に綺麗であれば
そちらを優先する。等の日本人と外国人との美意識の違いについても
指導する必要がある。
《マイム》
・マイムは話している相手ではなく、お客様に伝えるものなので体の向きなど
気をつける。
・マイムはバレエであっても繋がない。
流して行なうのではなく、一つ一つ区切る。
・ステップの基本動作は、前に出るのは強さ・後ろに下がるのは弱さを表している。
なので、もし強い役を演じていて前に出過ぎてしまった場合後ろに下がることは出来ないので、回り込むなど別の方法で後ろに下がらなくてはならない。
・マイム中にステップを踏みすぎると初心者のように見える。
必要以外はステップを踏まない。
・マイムの順番(文法)は英語の文法を当てはめると合う。
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