INTERVIEWS
Kouki Kishimura, today with the
Ballet of the Opernhaus Kiel, Germany
Ballet of the Opernhaus Kiel, Germany
岸村こうき
20歳 横浜生まれ バレエだけでなく、ピアノや絵を描くこと料理、自分の好きなことにトライしてきた。 ABSに来たのは四年前の夏、16歳の時。ABSに来る前までは、ダンサーになることの覚悟が少なかった。ABSに入った時、自分はプロになれるのかと先生に質問したら、「間違いない、頑張れば絶対にプロになれる」と言ってもらえた。先生たちが自分のことを信じてくれているなら、自分も先生たちを信じようと決めた。バレエに対していつも自信が無かったけれど、ABSで正しい知識と基礎を学ぶことが出来て、人間的にも今、自分は頑張れている事があると強く思えるようになった。 クリスに音に絶対遅れない、途中でやめない、何があっても続けると言われ、貫き通す根性が大切だと学んだ。 りお先生からは、一番大切なのはパーソナリティーだと言われた。バレエにおいて完璧なポテンシャルを持っていたとしても最後に評価されるのはその人の個性(パーソナリティー)だから、自分にしか出来ない事をしっかり磨いていったらいつか必ず光るよと言ってもらえた。 バレエの世界はとても厳しく、ABSを卒業して大きな劇場で踊れている人は数少ない。プロになりたいとABSに入学して来ても途中で諦めてしまったり、弱くなってしまったりするとその夢は叶わない。 キールの印象は空がとても広かった。アメリカの街はビルがとても多く、局部的には発展しているけどその他のところは何もない。キールは古くからの伝統がずっとあり、小さな街ではあるが平和でとても楽しい場所だと思った。カンパニーの中はドイツ人がたった3人。レッスンも英語で、いろんな国籍の人がいた。カンパニーはインターナショナルだった。 18歳の時YAGPでアメリカのバレエ団からスカウトが来た。1度アメリカに行くものの、怪我などいろいろな事があり一度日本に帰国。とりあえずバレエは続けよう、トレーニングしようとレッスンを続けていた。3週間前、インターネットでキールの募集を見つけ、メールを送ったところ翌日に返信が来た。現地ではリハーサルに参加させてもらったり、舞台を観に行ったりした。 メールを送った3週間後、合格通知が来た。運命なのかと思ってしまうくらいスムーズに進んだオーディションだった。 ABSで足りないと思う所はひとつもないと思っている。バレエの知識も言語もpddも全て手に入る。生徒一人一人にしっかりと向き合ってくれる。信じる道が真っ直ぐで正しいこと。一つのことを信じてそれを信じ通すこと。先生に関しても、自分の生きる道においても。 一つ決めたことを必ず毎日繰り返し行うこと。夢は大きく、自分の理想を持つこと。夢は捨てない。 September 2017 |
エリック・ウルハウス
現在イングリッシュ・ナショナル・バレエ所属、英国
Erik Woolhouse, today with the
English National Ballet, England
現在イングリッシュ・ナショナル・バレエ所属、英国
Erik Woolhouse, today with the
English National Ballet, England
インタービュー: エリック・ウルハウス 第1回 エリック・ウルハウスくん(14歳) 第1回のダンサーインタビューは、2010年2月よりオーストリアの ウィーン国立歌劇場バレエ学校に全額奨学金で留学が決まった 生徒です。バレエへの想いと、留学前の心境を語ってくれました。 ————バレエをはじめるきっかけは? 運動が好きで、もともとサッカーをやっていたけれど、 あるとき母のすすめでバレエ教室に行ってみたら楽しくて。 またDVDでヌレイエフのバリエーションを見て感銘を受け、 バレエをやろうと決心した。最初はStudio Mille(ABC附属バレエ学校) という教室に通っていた。ABSが設立されることを知り、移ることに。 ————ABSの先生はどう? ステップを基礎から丁寧に教えてくれる先生、難しめのテクニックを 教えてくれる先生など、いろんな教え方の先生がいておもしろい。とても勉強になる。 ————特別講師の授業はどうだった? 緊張感がとにかく増す。梨央先生、クリスティアンcontinue here |
ローリーナス・ヴェージャーリス
現在カナダ・ナショナル・バレエ所属、カナダ
Laurynas Vejalis, today with the
Canadian National Ballet, Canada
現在カナダ・ナショナル・バレエ所属、カナダ
Laurynas Vejalis, today with the
Canadian National Ballet, Canada
インタービュー: ローリーナス・ヴェーヤーリス 1)ABSに来る前に別のヨーロッパのバレエスクールにいましたね。それはどこのスクールでしたか?そこではどのような生活を送っていましたか? ローリー 僕はABSに来る前にリトアニアの国立バレエ学校にいました。親元を離れて、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に住んでいました。リトアニアでは基礎のバレエとキャラクター、あとマイムの勉強をすると同時に普通のリトアニア語の勉強や高校の勉強もしました。 2)あなたは当時、とても若かったですね。外国で暮らすのは大変じゃなかったですか? ローリー 僕は当時は14歳で、大変なこともありました。他の国から来て、外人と見られるのもそうですし、勉強についていけないことも最初はありました。 3)東京に戻って、また新しいスクール、ABSに入学することになった時どんな気持ちでしたか? ローリー もっと成長できる場所を求めて、東京に帰ってきました。もっとバレエが上手くなりたい、という強い想いがあったので大変なことも乗り越えられました。 continue here |
Saya Narita, today with the
Universal Ballet Korea
&
Minami Chiba, today with
ABC-Tokyo Ballet Co.
Universal Ballet Korea
&
Minami Chiba, today with
ABC-Tokyo Ballet Co.
ABSダンサーインタビュー 第2回 成田さやさん・千葉みなみさん インタビュー第2回は、さやさんとみなみさんです。 バレエのこと、ABSのこと、そして将来のこと…。ABSに入ってからを 振り返ってもらいました。生徒の素顔に迫ります。 —— バレエをはじめたきっかけは? みなみ:6歳のときにお母さんのすすめで地元のバレエ教室に 行ってみたら面白くて面白くて。それ以来、ずっとバレエやってます(笑) ABSに来たのは中3のときです。 さや:私も2歳のときにお母さんに連れられて地元の教室に行ったのが きっかけでした。6歳のときに教室を移り、ABSには17歳のときに来ました。 —— ABSはそれまでのバレエ教室とどうちがう? さや:まず外国人の先生が教えてくれるというのが新鮮でした。 アンシェヌマン(ステップの一連の流れ)が複雑ですが、 先生がとても丁寧に、しかも一生懸命に教えてくれるから、 こっちまで頑張ろうって気持ちになります。 Continue here |
岸村 光煕
現在バレエ・ウェスト所属、アメリカ
Koki Kishimura
Ballet West, USA
現在バレエ・ウェスト所属、アメリカ
Koki Kishimura
Ballet West, USA