2009年創立より、ABSでは本気でプロになりたい若手ダンサーを応援させていただいています。
誰かにバレエに通わされている・・・のでなく、またただの「憧れ」でもなく、バレエが「命」、国内外で通用する、心揺さぶるアーティストになりたい!・・・そんな人たちとの出会いを求めています。
そこで今回は全額奨学金専用のオーディションを企画することにしました!
誰かにバレエに通わされている・・・のでなく、またただの「憧れ」でもなく、バレエが「命」、国内外で通用する、心揺さぶるアーティストになりたい!・・・そんな人たちとの出会いを求めています。
そこで今回は全額奨学金専用のオーディションを企画することにしました!
ABS 全額奨学金 生徒
10名
全国募集
10名
全国募集
オーディション日時:
2019年12月21日 (ABS講習会と同時開催)
10:00-11:30 レッスン
11:30-13:00 バリエーション
13:00-14:00 キャラクター
14:00-17:00 面接、結果発表
場所:
ABC東麻布スタジオ
東京都港区東麻布1-13-9-B1F、YKビル
求めているのは:
・良い身体条件と身体能力を持つ人
・賢く、頑張れる人
・大きな夢と希望を持ち続ける人
・「完成した自分」を見てみたい人
全額奨学金 対象者:
13~19才 男女10名
オーディション費:
3,000 円
(オーディション当日にお持ちください)
*ABSの奨学金は払い戻し不要の、完全な経済的援助です。
*全額奨学金生徒は年に一度の設備費11,000円を抜く全ての費用が免除されます。(学費、出演費、チケット負担、バリエーション指導、を含む)
*合格者は2020年4月より全額奨学金生徒として入学。
芸術監督より一言
わたしは日本で生まれ、親の仕事のため一歳でウィーンへ渡り、そこで育ち、バレエを学びました。
ウィーン国立オペラ劇場バレエ学校は適性がありそうだと認めた生徒を全面的にバックアップし、プロのバレエ・トレーニングを全額奨学金という形で提供していますが、私もそこの生徒の一人でした。後に市立コンセルヴァトリウムを卒業してディプロマを取得することができました。
子どものころは、ダンサーを志す者にとってそうした環境がいかに恵まれたものであるか、気づきませんでした。バレエの基礎や技術を学んだり、劇場ダンサーたちを間近に観察したり、ダンサーは才能や実力で評価されることを教えられたり、プロフェッショナルな世界の中で呼吸し、「バレエとは何か?」を肌で感じる、―― そうした日々がいかに貴重で、希少価値のあるものだったか、その当時はわからなかったのです。
でも、後にアメリカで、そして今日本で働くようになって、ヨーロッパでのそうした体験が、実はまったくあたりまえではなかったことを知ったのです。
アメリカや日本には、国公立のバレエ学校がないのです。才能あふれる少年少女たちは数多くいるというのに。
そこで、わたしたちは心を決めたのです。機会や経済事情に恵まれないそうした少年少女たちを支援しよう。これまで培った経験をもとに、時間と余力を、若いバレエダンサーを育てることにささげよう、と。私たちの願いは、その人たちが、花を咲かせ、国内外にはばたいていくこと。そして、彼らがABSバトンを受け継いで、また次の世代にインスピレーションと希望を与えること...
三谷梨央
ABS創立者・芸術監督
わたしは日本で生まれ、親の仕事のため一歳でウィーンへ渡り、そこで育ち、バレエを学びました。
ウィーン国立オペラ劇場バレエ学校は適性がありそうだと認めた生徒を全面的にバックアップし、プロのバレエ・トレーニングを全額奨学金という形で提供していますが、私もそこの生徒の一人でした。後に市立コンセルヴァトリウムを卒業してディプロマを取得することができました。
子どものころは、ダンサーを志す者にとってそうした環境がいかに恵まれたものであるか、気づきませんでした。バレエの基礎や技術を学んだり、劇場ダンサーたちを間近に観察したり、ダンサーは才能や実力で評価されることを教えられたり、プロフェッショナルな世界の中で呼吸し、「バレエとは何か?」を肌で感じる、―― そうした日々がいかに貴重で、希少価値のあるものだったか、その当時はわからなかったのです。
でも、後にアメリカで、そして今日本で働くようになって、ヨーロッパでのそうした体験が、実はまったくあたりまえではなかったことを知ったのです。
アメリカや日本には、国公立のバレエ学校がないのです。才能あふれる少年少女たちは数多くいるというのに。
そこで、わたしたちは心を決めたのです。機会や経済事情に恵まれないそうした少年少女たちを支援しよう。これまで培った経験をもとに、時間と余力を、若いバレエダンサーを育てることにささげよう、と。私たちの願いは、その人たちが、花を咲かせ、国内外にはばたいていくこと。そして、彼らがABSバトンを受け継いで、また次の世代にインスピレーションと希望を与えること...
三谷梨央
ABS創立者・芸術監督