【1,あなたの生い立ちについて教えて下さい】 千葉県出身です。 8歳下の弟がいます。 【1-2,男の子でありながら、バレエをはじめたきっかけは?】 コンテンポラリーやピラティスの仕事をしていた母の勧めで3歳の時にバレエを始めました。 【2,まわりにバレエをやっている男の子が少なかったと思いますが大変でしたか?】 小学校でバレエをやっていることを友達に話した時、バカにされました。 とても辛かった。あとは、男の子の良い意味での競争相手がいなかったのは寂しかったですね。 【3ABSに入って人生はどう変わりましたか?】 うーん、人生はこれからたくさん変わっていくだろうけど ABSに入ると生活スタイルが大きく変わりました。僕は朝と夜バレエ両方バレエをすることなりました。 ABSに来る前は週7でバレエを習っていたけど、夜だけ。朝晩両方で週6のほとんど毎日バレエ漬けの生活になりました。 【4,この一年で自分とって一番大変だったのはなんですか?例えば、技術、自制心、力など】 一番大変だったこと、、 僕は体力的に追い込まれはしなかったけど。精神的に結構来るときがありました。 僕はABSに入る前は感情を出さずに出さずに我慢してきました。それは学校で辛いことがあっても泣くわけにもいかないし、はしゃぐのも恥ずかしいと思っていて。 でもバレエダンサーって芸術家だから感情を表に出さないといけない。その訓練をしているうちにいつしか実生活でも感情豊かになってしまっていて、今までなんにも思わなかったようなことでも落ち込んでしまったり 泣いてしまったりするようになってしまいました。それかな、一番大変だったことは。 【5,振返ってABSで一番嬉しかったこと、また一番落ち込んだことはなんですか?】 ・落ち込んだこと 自分が成長していくにつれて、自分のできていなところにどんどん目が行くようになってしまうところです。 それは足のラインであったりプレースメントであったり本来とても時間をかけて直すものなんですけど、他のものがするする変わっていくなかでこれがなかなか変わらないことにすごく落ち込みました。 この戦いは今も続いています。 笑 ・嬉しかったこと 力が付くにつれて、憧れだった男性らしい技ができるようになったときですね。パシゾーとはアッサンブレトゥールとか。 【6, 今回はABCと初ツアーに来てますね。いかがですか?】 今回のツアーは病院で踊ることが多くて、新鮮でした。病気の方とか、足が思うように動かない人がいる中で。僕たちが踊ることで希望を伝えられたことが本当に嬉しかった。 あとはたくさん良いフィードバックをもらえたことが嬉しかったですね。 【7, 次はどう進んでいきますか?】 来年の2月からウィーン国立歌劇場オペラのバレエ学校に留学が決定しています。 【8,どんなことを期待していますか?】 同世代の男の子たちと切磋琢磨することです。 あとは、英語、ドイツ語が喋られるようになりたいです。 芸術の街ウィーンからその全てを肌で感じて吸収したいです。それによってバレエの価値観も変わるだろうからそういう意味でも吸収したいです。 一人暮らしをすることになるので、掃除とか洗濯とか料理も覚えたいです。 料理はこの沖縄ツアーで人生初めてパスタを茹でて、目玉焼きを作りました。 【9,夢のカンパニーはありますか?】 それはまだあんまり考えていくて。でも小さい時から入りたいと思っていたところはロイヤルバレエ団ですね。夢のバレエ団ですね。 あとはボリショイバレエ団とかかな。 【10,そこで何を踊りたいですか?】 僕は結構今まで踊ってきたので、逆に僕のタイプじゃない海賊とかドンキホーテとかを踊りたいですね。 【11,海外で踊りたいと思っている他の男性たちにお伝えしたいことはありますか?】 海外に出るんだったら、僕は技術を高めるよりももっと基礎をやったほうがいいかな。 バレエを練習する半分くらいの時間をバーレッスンや基礎のことに使わないと、海外に留学した時にラインが汚いとか5番が入ってないとか言われて。 結局技術ができても「汚いからダメだよね」と言われちゃうから基礎を頑張らないといけないです。
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November 2018
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