【バレエを始めたきっかけは?】 バレエ好きの母にやってみない?と勧められたことがきっかけです。(最初は固辞していましたが笑) 【何役の人ですか?】 工場で働きながらも、その日を生きていくのが精一杯の女達と、宿屋で酔っぱらって陽気になっている客。 【一番好きなシーンは?】 りりちゃんが踊る、エポニーヌのバリエーションです。いつ見ても感動して泣きそうになります。 【自分演じているシーンで好きな場面はありますか?】 At The End Of The Dayの方は、椅子を駆使しながらの一体感のある振り付けが好きです。 Master of the Houseは、酔っぱらいになり、円で回ったり、肩組んで踊ったりすることで、人をわざと笑わせる、唯一の喜劇の場面で全体的に好きです。ただただ楽しめる場面かなと。 【お客様に是非見てもらいたい、この作演品の見どころは?】 本当に全てが見どころだと思います。 素晴らしい振り付けと曲とが合わさって、それぞれの場面でドラマが生まれています。 非常に有名な文学作品で、さらにミュージカルの王道で、映画もあり、誰もが知っているこの作品を、バレエで表現出来た作品だと思います。それは、振り付けと演技にかかってくるし、ダンサー一同考えを深めてきたところです。 また演出も素晴らしく、例えば人が亡くなるという難しいシーンでも、小道具などを使い、上手く工夫が凝らされているのではと思います。 【リハーサル中、苦労したこと】 私はABCに入る前、古典バレエいわゆるクラシックバレエしかやってきておらず、ただ踊るのが楽しいという人間でした。お客様を意識して踊るということを考えた時、あぁ、私はただ踊っていただけだ。ではどうすれば?私にはバレエ自体向いていないのでは?といった自問自答を繰り返していました。正直演技に関しては苦手意識があり、私には出来ないだろうという刷り込みがあったため、どうやって役を表現していけばいいのか、という点で非常に苦労しました。 【乗り越えられました?どうやって?】 頭の中でセリフを言い、自分の役に関してストーリーを作る(生い立ちとかどういう環境にいるかなど)というとこまで持っていかないとダメだと教えて頂き、考え方を変えていきました。また、曲の歌詞も日本語訳を読み、時代背景も調べて理解を深めることで、より一層演技の重さが変わっていきました。 まだ、100%役に入り込めないという弱点が残っていることを感じていますが、少しずつながら乗り越えて来たのではと思います。 【普段ダンサーとして気をつけていることはありますか?】 正直言いますと、自分はダンサーとしてはまだまだだなと感じています。全てにおいてです。足も汚いし、演技も出来ないし、考え方も。迷いだらけで、まるで良いところがない。足も痛めましたし、他に向いてることがあるのでは…とか考える自分もいます。ただ、そんな私でも舞台だけは特別で、本当に違う自分になれる、唯一解き放てる場所だと考えています。それがどうしても止められなくてここまで来てしまったという感じです。 ただ普段はネガティブ思考になってしまうのが事実ですし、まだまだ迷いがあるので、この迷いをどう断ち切ろうか、常に考えを巡らせている所存です。 【公演への意気込みをどうぞ!】 ダンサー一同みんなで心を一つして臨みたいと思います!一人でも多くの人の心に響くと嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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Chris
9/20/2018 10:41:35 pm
So nice thoughts and thinking. Good to know that we have such wonderful dancers in our company!
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